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英語しゃべれない!アメリカでESLを始めるための手順書(私の必死の手続きの記録)

海外駐在
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Miku
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1年たったのに全然英語がしゃべれなーい!いい加減何かしなければと焦った私はESLを始めることにしました。しかし、このESL…登録するまでがなかなかにハードルが高い!

というわけで、今回は私がESLを始めるまでの記録です。英語学習で何か始めたいけどESLってどんなもの?どうやったら始めることができるの?という疑問をお持ちの方ぜひ参考にしてみてください!

そもそもESLって何?

ESLとはEnglish as a Second Language(第二言語としての英語)の略です。

英語を母語としていない人がアメリカに滞在しながら英語の学習をするために用意されている授業で、主に州の運営しているコミュニティカレッジや地元のコミュニティ(教会や図書館)で開講されています。

授業料は無料!!(※州や場所によっては授業料がかかることもあります。といっても低額設定の場合がほとんどです。)

歴史的背景から、たくさん移民を受け入れてきたアメリカでは、それゆえに教育や雇用面で不遇な待遇を受けないようにこのようなサポートシステムが用意されています。

英語できない民にとても優しいのがアメリカです!!ESL以外にも言語の壁で生活に困ることがないような配慮が様々なところで見受けられます。(病院では翻訳サービスがあったり、説明書がたくさんの言語に対応していたり)

どうやってアメリカでESLのクラスを探すの?

以下のようなワードでネットで検索してみましょう。いくつかのESLがヒットしてくるはずです。

“住んでいる州 community colleges”
“ESL near me”
“住んでいる州 ESL”
“住んでいる地域 ESL”
“community colleges near me”

例えば…カリフォルニアのコミュニティカレッジで調べると以下のようなサイトが見つかります。
California Community Colleges (cccco.edu)
ここで自分の住んでいるZIPコードを入力すると近くのコミュニティカレッジを見つけることができますよ!!

いくつかヒットしたら、場所や開講期間・時間などを確認して自分にあったところに連絡をします!

ESLはどうやって始めるの?

英語ができないのに、ESLの申し込みなんてできるんか…という不安を抱えている方。できます!できました!なんとか!でもまあまハードル高かった…

①メールもしくは電話でコンタクト

いきなりとてもハードルが高い!!
本当にね。電話でなんてとてもじゃないけど伝えられない私はメールでコンタクトを試みました。

そしたら電話かかってきたー!!!!

お願いだからメールでやりとりさせてくれと心の底から叫んだ(笑)

あちらも英語できないことは分かっているので、ゆっくりなんとか伝えようとしてくれましたが、理解するのにものすごく時間がかかったことは言うまでもない…

【電話で確認されたこと】
◆テストを受ける必要があるので学校に行く日程を決める。
◆当日いくべき教室の番号を教えてもらう。

たったそれだけのことでしたけどね…子どもがいたので、子どもを連れて行ってもいいか?などを聞こうとしてテンパりました。(ちなみに子どもいてもOKでした)

➁実際にカレッジへ行って、説明&レベル分けテストを受ける

アポイントを取った日にカレッジのESLオフィスへ行って説明を受けました。

そして簡単なレベル分けテスト(30分程度でできる4択の問題でした)を受けます。

テストの点数からコーディネーターの方がオススメのクラスを紹介してくれました。

これは日本人あるあるだと思うのですが…
テストはできるがスピーキング力がその結果に全然追い付いていない!!!
私もその自覚がこの1年を通して痛いほどあったのでそのことを伝えると、そのカタコトすぎる英語を聞いてすぐに察するコーディネータの方…(笑)
「実際のレベルから1~2段階下げたクラスがいいわね!」ということでクラスが決まりました。気になる方は、きちんと伝えておくことをおすすめします!!!

そのまま通いたいなら登録できるということで、その場でパソコンを使って登録を手伝ってもらいました。

【登録に必要だったもの】
◆SSN
◆住所・電話番号・生年月日などの個人情報

その後クラスのレベルチェックテストも受ける必要があると言われて、パソコンで40分ほどのテスト(4択式)を受けました。どんだけテスト受けるねん…

最後はテキストをもらって登録完了です!ESLの授業に関するお金は一切かかりませんでした
(※車で通う場合は車両登録で$40かかるということでそこは払いました。)

実際のESLの様子や雰囲気は?

ESLの多くのクラスが夕方~夜にかけてのものが多いです。働いている人が仕事終わりに授業を受けられるようにするためです。実際に授業を受けている多くの方がアメリカで働きながら通っていました。そしてメキシコ出身の方が圧倒的多数です!

また私のところでは、無料のチャイルドケアも完備してくれています。今のところ夫に協力をしてもらっていて預けたことはないですが、すぐ隣の部屋でみていてくれているので何かあっても安心です!

また、コロナの影響もあって一時期はESLの授業はオンラインのものばかりになっていました。私が現在通っているESLは対面式のものですが、渡米直後の半年ほどはオンライン授業のESLのクラスも受けていたので2つの様子についてご紹介したいと思います。

個人的には対面式の方がオススメです。これについては性格などもあると思うので個人にあった方を選択して良いと思います。どちらの授業についても先生はとても優しく親切に指導してくれるので安心して通うことができます。

対面式授業の場合

◆18:00~21:00
◆先生は英語+スペイン語が話せる
◆生徒数20人超(8~9割がメキシコ出身、アジア系は私のみ)
◆無料のチャイルドケア有

最初の頃は、休み時間になるとスペイン語でみんな話していて輪に入ることができませんでした。

3回くらい通っていると、だんだんとみんなここは英語の学習の場だから英語にしようという雰囲気になってきて、今は英語で話せる機会が増えて学校に通うことが楽しいです。

【メリット】
◆生徒同士が一緒に頑張る仲間として支えあえる。
◆わからないときに発言しやすく、学びの場として効率的。
【デメリット】
◆子どもたちをどうするか相談が必要(事前にお風呂に入れていったり準備が大変)
◆通学時間が生じる

オンライン授業の場合

◆18:00~20:00
◆生徒数10人ほど
◆zoomを使用

【メリット】
◆通学時間ゼロ
◆子どもがいても授業を受けやすい(といっても事前準備は必須)
【デメリット】
◆聞き取りづらいことがある。
◆時間差やタイミングの関係で質問がしにくい

私の場合、一番下の子がまだ2歳だったので、授業時間にお昼寝をしていて目覚めてギャン泣き…抱っこしながら授業を受けることもあって集中できないことがありました。子どもがいるからとオンラインを選択しましたが、やるならがっと集中してやったほうが効率的だったと…

また、実際に聞く英語よりやはり聞き取りづらさがあります。生徒たちでディスカッションをするときも同時に話だして場が止まってしまったり、うまくこちらの声が届いていなかったりして戸惑う場面が何度も発生しました。

ESLを実際に受けてみて思うこと…

周りの英語に対するモチベーションが高い

ESLのクラスに通っている方々の「英語をできるようにするぞ!」という志はとても高いと思いました。私はなんとなく少しでも英語できたらいいな…くらいのモチベーションで通い始めましたが、みなさんはもっと良い仕事を見つけるために、生活のためにという意識が高いです。そういう方たちの中で勉強していると、私も目標を持って勉強しなくてはという気持ちになりとても良い刺激をもらうことができています。

英語の勉強+αの良さがある

英語を話す機会が少しでも増えるという良さをもちろんのこと、引きこもりがちだった私の生活に人と関わる機会ができたことは気持ちの面でとても支えになっています。もちろん最初はうまく話すこともできなくて行くの嫌だな…と思いつつ行っていましたが、今は行くのが苦ではなくなってきました。英語を話す力はまだまだ伸びていないかもしれませんが、通じないけどどうにか人とコミュニケーションを取る方法は獲得しつつあると思います。

ESLの始め方~まとめ~

①近くのESLをネットで探す
➁頑張ってコンタクトをとる
③クラス分けテストを受ける
④いざ授業へ!

とにかく➁と③のハードルが英語できない私たちにとっては難関ですね…私も心臓バクバクしながら登録に行きました。がんばって登録した先には楽しい時間が待っています。受け入れ側も英語ができないことは承知の上なので、とてもゆっくりと丁寧に説明してくれますので、思い切って挑戦してみてください!

がんばった先には、このどん底の世界から少しだけ外につながる道が開けるかもしれません!

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