一時帰国するなら絶対に利用した方が良いのが日本の免税制度です!日本で非居住者となって2年以上の方は利用することができます。同じ状況にある方はコチラを参考にぜひ免税で日本製品をゲットしてください!
そもそも免税(taxfree)って?
免税って何?
外国人をはじめ、非居住者を対象に物品を販売する際に税金を免除してもらえる制度
対象者は?
「非居住者」:外国人をはじめ、日本人であっても一定の条件を満たす者は、非居住者に該当します。
日本人 |
---|
❶外国にある事務所(日本法人の海外支店等、現地法人、駐在員事務所及び国際機関を含む)に勤務する目的で出国し外国に滞在する者 ❷2年以上外国に滞在する目的で出国し外国に滞在する者 ❸[1]及び[2]に掲げる者のほか、日本出国後、外国に2年以上滞在するに至った者 ❹[1]から[3]までに掲げる者で、事務連絡、休暇等のため一時帰国し、その滞在期間が6か月未満の者 |
我が家の場合は①や➁にあたるので、非居住者として免税で日本で物品を購入することができました。
免税が使える店舗
残念ながら免税の対象となるからといって、どこの店舗で購入しても免税制度が利用できるわけではありません。
免税対象店舗でのみこの制度を利用することができますのでご注意ください。
よく見る店舗としては、以下のようなところで利用可能です!
- ユニクロ
- ドン・キホーテ
- サンドラッグ
- ビックカメラ
こちらのサイトで検索すると、自分の近くの免税店を探すことができます!
▶免税店 | TAXFREESHOPS.JP
また、対象店舗には以下のようなシンボルマークが貼ってあることが多いです!
【要注意】2023年4月~改正された免税制度!!
今年も去年のように一時帰国で免税制度利用しよう!と軽い気持ちでいたら、まさかの免税制度が改正されていました!!これから帰国予定の方ご注意ください!
今までは
・パスポート
・入国スタンプ
で免税制度を利用することができましたが、
追加で
2年以上海外に住んでいることを証明する書類(=在留証明書or戸籍の附票)
が必要になりました。
め、めんどくさそう…です!ね!確実にひと手間増えますね。
在留証明書or戸籍の附票
というわけで、日本で免税を利用するためにはどちらかを手に入れなければならないわけですが
どっちが楽かって話をすると、
圧倒的に戸籍の附票の方が入手するのが簡単です!!
が、しかし!!この戸籍の附票は本籍地の役所でしか手に入らない…
ほとんどの役所で郵送でも手に入れることができますが、
一時帰国の期間によっては郵送して返送を待つという時間がない方もいたりするかもしれません…
その場合は在留証明書の選択をするしかありません。
在留証明書の取得方法(Los Angeles領事館の場合)
在留証明書は自分の管轄の日本領事館で取得可能です。
以下が申請時に必要となる書類となります。
1. 在留証明願
2. 本人確認書類
3. 本籍地を確認する書類
免税購入のための在留証明書発行等、本籍地の「市区郡以下」の記入を希望する場合、発行日は問いませんが、戸籍謄(抄)本等の現在の本籍地の地番を確認できる書類をご用意ください。
4. 米国の滞在資格を示すもの(例:永住権・ビザ等)
5. 滞在期間を確認できる文書
(例:公共料金の請求書又は、領収書、賃貸契約書・家の権利証書(Grant Deed)、ホテル等の宿泊施設発行の領収書等)
免税購入のために発行を希望される場合、2年以上の住居期間及び住所を定めた「日」を確認できる書類が必要となります。
6. 住所を確認できる文書:旅券上の氏名と一致している住所確認書が必要です。
(例:米国の運転免許証、公共料金の請求書又は領収書、銀行のステートメント、納税証明書等で本人氏名、住所記載があるもの)
8. 米国内で使用している姓や名が,旅券と異なる場合には同一人物であることを証する書類(Marriage Certificate, 戸籍等)も必ずご持参下さい。)
詳細はコチラから在留証明 | 在ロサンゼルス日本国総領事館 (emb-japan.go.jp)
必要書類の多さよ!んで領事館は今予約制です。さらに手数料は$9!
ここまでの努力をしてまで免税を利用したいかは日本で何を購入する予定かにもよるかもしれませんね…(笑)
戸籍の附票の取得方法
私はコチラの方法を今回利用しました!市役所であっという間に取得できたので本籍地が近いところに一時帰国するなら断然こっち!
①本籍地のある市役所に行く
➁申請書を記入
③パスポートと申請書を提出
④書類受け取り終了(手数料300円)
実際の免税での購入方法
誰でも簡単、免税購入手順
ちょっと難しいように感じる免税購入ですが、とても簡単にできました!
購入側がすることはほんとんどなく、店舗側ですべて処理してくれるので私たちは普段通りに買い物をすれば大丈夫です!
ざっと手順は以下の通りです!
①買いたい商品を選ぶ
➁会計時に免税で購入したい旨を伝える
③パスポート・VISA・2年以上居住していることを証明する書類の提示(入国スタンプは必須)
④注意事項をきいて電話番号を伝える
⑤通常通り会計する(この時点で税金を含まない金額になっています)
⑥レシートと商品を受け取る
私の場合ユニクロとドン・キホーテで免税購入をしました。
店員さんが免税対応に慣れているか慣れていないかでだいぶ対応が違ってくるなという印象です。
◆ユニクロの場合・・・
レジに行くと、違う人がインカムで招集されてすぐに対応してくれた。戸惑うこともなくすんなり対応。さすがのユニクロさん。
◆ドン・キホーテの場合・・・
レジが一気にバタつく。マニュアルを見ながら試行錯誤する店員さん。だいぶ時間はかかったものの対応してもらえました。消耗品を大量購入したこともあり、梱包作業も大変そうで1つのレジが20分ほど封鎖状態に。
新宿などの免税購入が多発する店舗に行けば、なんの戸惑いもなく対応してもらえるのじゃないかという予想です。慣れていなかったとしてもマニュアルは用意されているようなので、時間がかかるかもという気持ちで余裕をもってお買い物されるとよいかと思います!
免税で購入するときの注意ポイント
免税で購入するときの注意ポイント
絶対にパスポートに入国スタンプを押してもらう!
免税購入を利用するときに一番注意したいポイントがパスポートにこのスタンプが押してあるか!!!ということです。
このスタンプが押してないと免税を受けることができなくなりますので、入国審査のときに必ず押してもらいましょう。
自動ゲートを通ってしまうとスタンプがつかないので、人がいるところを通るか自動ゲート通過後に係りの人にスタンプを押してほしいと伝えてください!!
購入金額に気を付ける
免税を受けるには最低購入金額の設定があります!
金額に到達していないと免税してもらうことができないので、
日用品や食品を購入するときはまとめて購入してくださいね!
一般物品:1人の非居住者に対して同じ店舗における1日の販売合計額が5千円以上。
消耗品:1人の非居住者に対して同じ店舗における1日の販売合計額が5千円以上、50万円以下の範囲内であること。
封を開けてはいけない&30日以内に持ち出す商品(消耗品)に気を付ける
消耗品(食品・医薬品など)は日本国内で消費してはいけないきまりになっています。
もし消費した場合は税金を払わなくてはならないのでご注意ください。
また30日以内に日本国内から持ち出すというきまりになっていますので、
買い物に行くときには出国の日にちと照らし合わせて行ってください!
消耗品と一般物品の詳細についてはこちらをご覧ください
▶免税店とは|消費税免税店サイト (mlit.go.jp)
一般物品 | 消耗品 |
購入した際、消耗品については店舗の方が指定された方法による包装をしてくれますので、
その袋のまま段ボールにいれて出国するまで封を開けないようにしましょう!
店員さんによっては丁寧に梱包してくれると思いますが、人によって結構ざっくり梱包された商品もあって段ボールに詰めるときに苦戦しました。(店員さんの性格がでる…笑)
可能であればご自身で梱包することを申し出てみるか、ある程度の要望を伝えて梱包してもらうと後で助かります!(私は飛行機の預入荷物の重量などもあるのでできるだけ重さのバランスが同じくらいになるようにお願いしました。)
【丁寧な店員さんの場合…】
【んん???な店員さんの場合…】
出国時にすること
空港に到着したら、インフォメーションセンター近くの税関を訪ねてください。
羽田空港の場合はコチラにありました!
この情報ひろば奥にインターフォンがあって、そこで税関の人を呼び出す感じでした!
税関の方が来たら購入したもののレシートとパスポートを提示してください。
手荷物を預ける前にそこで手続きをすると間違いないとのことでしたので、必ず行くことをおすすめします。
本当は中身と照合するところなんでしょうが、我が家の場合すでに段ボールに梱包済みでこんなに量があったので…
「この中に全部ありますよね?」「はい」
という感じの受け答えだけで中身を確認することはありませんでした。
まとめ:日本で免税で買い物をする方法
日本で免税制度を利用するときに大事なことは入国時に必ずスタンプをもらうことです!!!
そして新たに追加になった在留証明書もしくは戸籍の附票を忘れずに!
それさえクリアしていれば、とくに大変な手続きもないのでこの制度を使って損はないです!
我が家はこの免税制度を利用したおかげで1万円くらい節約することができました。
一時帰国で、ぜひお得に日本製品を手に入れて帰ってきてくださいね。
ちなみにクーポンを利用できる店舗もありますので、併せて利用するとさらにお得にお買い物が楽しめますよ♪▶クーポンリスト 免税店 | TAXFREESHOPS.JP
コメント