さあ、アメリカに引っ越しまして本当にこちらは車が必須!なんせ田舎町なのでね。もちろんバスもたまにみかけますよ。でもね、乗り方わからんのよ。英語できんのよ。
そして、一番重要なのは子供の送迎には車が絶対いるのよ。歩いて学校に行く概念なんてないのよ。
というわけで私はずっと日本から持ってきた国際免許で運転していたわけなのですが、
そもそもこれの有効期限って何年か知ってます?
1年です。長いですか?短いですか?
何よりこれは旅行などで一時的に海外に行く人のためにあって、
長期で滞在する人はなるべく早く現地の免許を取得しなくてはいけないんです。って!
いやでもさ、
「あんた英語できないのにどうしてくれんのよ。どうやって取得すんのよ!」
と私は声を大にして言いたい。
でも文句ばっかたれてるわけにはいかないのでやりますよ。やりましたよ。
というわけで今回は免許とらなきゃなんだけど、
やだなー
重たい腰一生あげられないなー
と思っている方に!
アメリカで免許を取得する方法をご紹介させていただきます。
若干ハードル高いですが、
やってやれないことはないくらいの感じですのでご安心ください!!
ちょっと長くなってしまうので、今回は受付~筆記試験までをご紹介しています。
実技編についてはコチラをご覧ください。
アメリカで運転免許を取得するまでの流れ
運転免許取得するまでの全体の流れ
まず、私が住んでいる地域(カリフォルニア州)の免許取得までの道のりはコチラです。
①DMVサイトで申し込み
↓
➁書類の準備
↓
③筆記試験(パソコンで選ぶ3択式)☛今回はここまでの話
↓
④実施試験(教官乗せて実際の道を走る)
①DMVサイトで申し込みをする。
お近くのDMVを探します。そして必要項目を入力して予約番号をゲットしなくてはいけません。
でもここは大丈夫!日本語にできたから。 こちらがDNVのサイトです。右上に翻訳ボタンがあります。
Driver’s Licenses & ID Card(運転免許とIDカード)から進めていくことができます。
サイトを読み込むのにちょっと時間はかかるかもしれませんが、
以下のような基本情報を入力していけば予約番号が発行されます。
名前、住所、電話番号、社会保障番号(SSN ソーシャルセキュリティナンバー)
➁必要書類の準備
【必要書類】
・予約番号票(念のため印刷して持参)
・パスポート
・VISA
・SSN
・住所が確認できる書類(←問題はここ)
・I-94(そしてここも…私はやらかしました)
住所が確認できる書類は何が使えるのか?
さあこれ!こまるやつ!駐在妻が自分の住所を証明するのってすごく難しいです。
公共料金の請求書とか、家の契約書とか…そんなん全部夫の名前でやっとるがなって感じでね。
こういうところでちょっと悲しくなったりするわけですよ。
住所も証明できないんか私…ってね。
私の場合は携帯電話をアメリカで自分名義で契約しました。
しかし、請求書はネットで完結していて郵送では届かないので、
契約ありがとうと書いてある手紙を一か八かでもっていきましたが、OKでした。
以下にDMVに記載されている住所証明できる書類を一部ご紹介します。
この中で何かしら手に入るとよいのですが…
- 賃貸契約書
- 公共料金の請求書(携帯電話OK)
- 医療文書
- 米国の教育機関が発行した学校関係書類
- 医療保険、歯科保険、生命保険などの保険証書
- 婚姻証明書
- 州銀行、国立銀行、州銀行、連邦銀行の記録。など
- 他にも何種類か書かれていますので、どうしてもないという方はこちらから探してみてください。カリフォルニア州の受け入れ可能な居住証明の詳細(英文)
I-94って何?
ナニコレ?私の場合はこれが必要だったらしいのですが、
全然気づかずに申し込みに行ってしまい、「いやこのVISAなら絶対知ってるはずだよ」って受付の人に言われて…?????でした。
幸いすごく優しい受付の方で、このサイトにアクセスしてすぐ出せるからと教えてくれました。
みなさまはお忘れなきよう。
③アメリカの運転免許の筆記試験
アメリカ免許センター(DMV)についてからの流れ
①受付
➁窓口
③手数料支払
④写真
⑤視力
⑥テスト
⑦仮免許を発行してもらう
①受付(英語必要レベル:★★☆)
入口入ってすぐに受付のラインがありました。私は15分ほど並びました。 窓口で予約番号を伝え、必要書類を提出します。免許取得に来たこと、予約していることが伝えられるとよい。
ここではざっと確認されるだけで、受付番号を発行してもらいます。
➁窓口(英語必要レベル:★★★)
20分くらい待ってようやく呼ばれ必要書類を提出。(長い時はもっと待たされるらしい…)
ここで内容をしっかりとチェックされます。
ここで書類に不備があると、英語をかなり使わなくはいけなくなります…私は1人ではわけわからずで通訳の方いれてもらってなんとか通過しました。
全部OKがでると次の窓口を紹介されます。
③手数料支払い(英語必要レベル:★☆☆)
通常の運転免許(クラスC):
カリフォルニアの道路で個人的に使用するための標準的な車両またはトラック。
料金は39ドル。クレジットカードでもちろんOK その他の手数料(カリフォルニア州)はこちらです。
いくらねー!クレジットカードここいれてねー!くらいの英語のみ!
④写真撮影(英語必要レベル:☆☆☆)
その場でちゃちゃっと撮られます。
そしてこれがこのまま免許証の写真となりますのでご注意を!
⑤視力検査(英語必要レベル:★★☆)
日本では機械に座って検査しますよね? アメリカすごくラフな検査です。
以下のような会話が繰り広げられました。私が使用した英語はYESのみです。(笑)
ABCの書かれた看板がつるされていて、
「コンタクトしてるの?」
「YES…」
「じゃ普段の運転もしてね」
「はい、じゃ両目。次片目手で隠して」
「YES…」
「あのAの1列のアルファベットよんで」
「はい、反対」「おわりねー」
私があまりにも英語できない人すぎて、係りの人にそもそもアルファベット読める?って心配されたのがよい思い出です。
⑥パソコンでの三択筆記テスト(英語必要レベル:☆☆☆)
パソコンで立ったまま受けます。日本語での受験も可能なのでご安心ください。
画面上で言語選択できます。 文章問題と標識問題の2本だてになっており、いずれも3択問題です。 3回まで問題をスキップすることができますが、最後にその問題が戻ってきます。
そしてその場で合否がわかります。
ちなみに3回まで受験することが可能で、3回失敗すると申請からやりなおしです。 試験対策
標識問題の方が比較的簡単ですので、心を落ち着かせるためにも標識問題から取り組む方がよいかなという印象です!
アメリカ運転免許の筆記試験対策は何をすればいいのか?
筆記試験、ネットで見つかる問題を一通り解いておけば、普段運転している人なら合格できる感じではありました。ただ、文章問題は地味に悩んでたぶんギリギリのところでしたので油断は禁物かと…
以下のサイトを参考にして私は勉強しました!といっても1時間もしていないかな…
●California Driver Handbook in Japaneseというハンドブックがあります。
こちらで一通りのルールを確認するとよいと思います。
●練習問題も近場のドライビングスクールからいろいろと探すことができます。ので、一通り問題を解いてから臨みました。
⑦仮免許を発行してもらう
合格した旨を窓口で伝えるとすぐに仮免許を発行してくれます。
ペラペラの紙切れですが、実技試験に合格するまではこちらが免許の代わりになりますので、必ず車に携帯しておきましょう!
アメリカで運転免許を取得する方法まとめ
以上、仮免許取得するまでの方法でした。
結構長い道のりですね。
英語もわからないなかこの手続きに挑むのは本当に大変ですよね。 とくに最初の受付のところは英語が結構必要で…試験を受けることのハードルよりもそこが一番高いのでは?と個人的には思ったりしますが、きちんと必要書類がそろっていれば大丈夫だと思います!!!
あとは練習問題を解く時間を作って挑みましょう。落ちても受けなおせると思えば気持ちは少し軽くなるかなと思います。
実技試験の詳細についてはこちらで紹介していますので、無事筆記試験合格された方は参考にしてみてください!!
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