日本の学校ではバレンタインデーにチョコレートをもっていくなんてご法度ですよね?
でもアメリカは違うんです。
バレンタインデー盛大に楽しんじゃおう!というスタンスです!
では、実際にバレンタインデーにはアメリカの学校で何するの?
ちょっと親的にはめんどくさいくらいの文化が存在しています…(笑)
でも、子どもたちにはその名の通りHAPPYなバレンタインです。とても楽しいバレンタイン文化が存在していますので、お子さまをお持ちの方向けに今回はアメリカの学校でのバレンタインデーの過ごし方をご紹介していきます。
アメリカの学校でのバレンタインの過ごし方
そのお手紙は我が家に突然やってきました。バレンタインのお知らせ。
はて??学校でバレンタインとは?
なんとお手紙によると、アメリカの学校ではバレンタインデーに
おともだちとプレゼント交換をするらしい!
え?何それ?衝撃の事実。
ちなみにお手紙にはもってきたい人はどうぞというニュアンスで書かれていました。
が、しかし!!
実際のところはほぼみんなもってきます。これは自由という名の強制です。(笑)
そしてもう一つ重要なポイントが、それは…
もっていくならば全員分もってきてねということです。
まあ当たり前といえば当たり前の配慮ですよね。
お手紙にはご丁寧にクラス全員分の名前がずらりと書かれていました。(笑)
バレンタインに何をプレゼントするのか?
バレンタインの日に学校にプレゼントを持っていくのは分かった。プレゼント交換なんてなんて楽しそうな文化じゃないか!なんて言ってられないんですよ。そんな文化ない私たちにとっては何が普通か分からないわけなんで。じゃあ何をプレゼントとして準備すべきかが大きな問題になってくるわけですよね。というわけで、そのあたりを徹底解説致します。
一般的なバレンタインのプレゼント
一般的にはちょっとした小物やカードをお友達のプレゼントとして準備します。
例えば・・・
- 消しゴム
- 鉛筆
- 風船
- シール
- イラスト
- 塗り絵
- シャボン玉
- キャンディー
- チョコレート など
そんなこと言われてもイメージ沸かないんですけど、という方。ご安心くださいませ。
みんなの味方Target(ターゲット)に行くと、しっかりとバレンタインコーナーが設置されておりまして、学校のプレゼント用のバラまき商品が棚にたくさんセットになって売っています。↓
ちなみに娘の学校では「お菓子はNGです」とお知らせがきました。
また、学校によっては「手作りのものにしてね」など指定があることもありますので、学校からの指示に従いましょう。
実際にバレンタインデーのプレゼントとして準備したもの
そして子どもたちと相談をしまして、今回私たちが準備したプレゼントはコチラです。
【ラッピング】
Michaelsでバレンタインデーコーナーができていたのでハートのタグと透明袋をゲット。
【プレゼントの内容】
- 缶バッチ
(Canバッチgood! を日本から持ってきていたので、みんなの名前を缶バッチにしました) - 折り紙
(日本ならではのものを入れたかったので、ここは折り紙の一択) - 消しゴム
(ばらまき用で日本から消しゴムを持ってきていたのでそれを利用)
折り紙は女の子はハートで男の子はしゅりけんにしました。我が子のクラスは全部で15人いましたが、3人目くらいで作るの嫌になってきてイライラし始める長女…(笑)
これは1日で完成させるのは難しいそうと判断しまして、全部で3日くらいかけてようやく完成。
「これがんばったら、その分バレンタインの日にはプレゼントたくさんもらえるからね」
と励ましつつなんとか作らせた感じです。(笑)
お友達の名前はできるだけ自分で書かせた方がよいかなというわけで頑張ってもらいました。
ちなみに先生には小さなハート型のサボテンを準備しました。先生にも何かしらのプレゼントを準備するのが一般的なようです。
実際にもらってきたプレゼントは?
というわけで、バレンタイン当日。娘はうきうきしながら学校にプレゼントを持っていきました。
「すごく楽しかったよー」とのことで、満面の笑みでご帰宅です。
早速お披露目会をしてくれましたので、みんさんにもご共有。これから準備するときのご参考になれば幸いです。
全体的に本当にちょっとしたものという感じですね。シールやカード多かったです。
性別は無視で恐竜とかあったのがおもしろい。自分が欲しいもの選んだのだろうなと…
女の子は鉛筆や消しゴムが多かったです。
そして先生からの指示をスルーして、お菓子の子もいるという…うん、自由ね。(笑)
先生からは中央付近にあるねんど、そしてひまわりのお花をもらってきました。お花素敵ー!
これ見ると我が家がんばりすぎた説?まあ最初だからよいだろう。
来年はもっと楽しようと思いました。
ちなみに、バレンタインでもらうプレゼントをいれる箱を手作りしてきてねと言われることもあるようです。わが子たちは学校で作るということになっていたので用意しませんでしたが、もって帰ってきた入れ物はコチラです。
【番外編】バレンタインデーの宿題
そしてアメリカの教育っていいいなと思ったポイントがあります。
それはプレゼントと一緒にバレンタインのプレゼントに関する宿題をもって帰ってきたことです。
- プレゼントをいくつもらった?
- 同じものはあった?
- 仲間分けしてみよう。どんな仲間で分けられたかな? など
ただのプレゼント交換にするのではなく、それを使って考える力をつけることができるのが素晴らしいなと思いました。わが子はもらってきたものをみんなに見せたいので、喜んでこの学習に取り組んでいました。そのおかげで鉛筆はpencilなんだとか、新しく単語に触れ合うことができました。
おわりに~やってみての感想~
アメリカの学校でのバレンタインデー。準備は大変だったバレンタインのプレゼント交換でしたが、学校で会話を楽しみながらみんなで交換している姿を思い浮かべるととても素敵な文化だなと感じました。何より子どもたちは本当にいい顔して帰ってきます。そして子どもたちの楽しみを活用しながら学習につなげていくアメリカの教育システムは毎回勉強になります。
ぜひみなさんもアメリカならではの文化に触れ合って楽しんでみてください。
コメント