海外駐在準備、荷物を仕分けしたいけど、一体何を持っていったらよいのか…現地調達の方がいいのか…日本のものがいいのか…
そんな悩みで、仕分けの手が止まってしまう気持ちが痛いほどわかります。
海外赴任に向けて日本から何を持っていくのがいいのか、今回は家具家電編でご紹介してこうと思います。
アメリカの家具・家電について
アメリカの家では、家具・家電が備えつけというパターンが多くみられます。
とりわけ家電については、だいたいついているのではないかと思います。
我が家の場合、以下のものが備え付けでした。
【家電】:冷蔵庫、電子レンジ、オーブン、食洗器、洗濯機、乾燥機、エアコン
【家具】:カーテン、カーテンレール、ブラインド、カウンターの椅子、リビング照明
まずは、ご自身が住むことになっている家の家具・家電の備え付け状況を確認してください。
家電について
【お悩みポイント】変圧器買うべき?アメリカと日本の電圧差問題
家電で悩むポイントとしては、やはり電圧ではないでしょうか?
- 日本: 電圧100V / 周波数50~60Hz
- アメリカ: 電圧110~120V / 周波数60Hz
炊飯器やホットプレートなど、多くの家電をどうしたもんだかと私はずいぶんと悩みました。
変圧器については最終的に1~3個ほど持っていくことになると思います。
持っていく家電に応じて用意するのがいいのではないかなと思います。
変圧器のメリット・デメリットはこちら↓
□家電が異国の地でも使えるという安心感
□場所をそれなりにとるサイズ感
□お値段まあまあ
例えば炊飯器はもう古いから新しいものを買っていいという判断ならば、
新しい炊飯器をアメリカの変圧OKなもので買えるので、変圧器1ついらなくなりますよね?
変圧器の値段は、7000円~50000円くらいです。(まあ高い!!)
そして場所をとります。そこらじゅうに変圧器置くわけにはいきませんので、
値段が安いものや、愛着がないものは変圧器を買うより新しいものを買う方が無難です。
【重要度:高】 絶対に持って行った方いい家電
すぐに使いたい家電は持っていくことをおすすめします。
現地調達したくとも、到着してからはやること多いので、吟味している時間があまりありません。
取り急ぎ、すぐに使うものは日本から持っていくのが無難です。
だいたいコンセントのところや説明書に変圧について記載があるので、確認してみましょう。
□炊飯器※
□ドライヤー
□アイロン(Yシャツ使われているならば)※
□充電器
□パソコン
□HDD
□変圧器
□電気スタンド(アメリカは間接照明が一般的なので、シーリングライトは逆にいらない)※
※は変圧器が必要。もちろん家電によって違うので、ご家庭の電圧を確認してください。
ドライヤーやパソコンは変圧がユニバーサルデザイン(=使用可能な変圧に幅があり、どこでも使用できるようになっている)になっていることが多いので変圧器が不要なことが多いです!
変圧器をたくさん持っていくことに抵抗がある方は海外向けの炊飯器をこのタイミングで買い替えるのも1つの方法です!
アメリカの台所広いとは言えど、変圧器がないに越したことはないです。
【重要度:低】持っていくと助かる家電(現地調達も可)
青字は我が家が実際に日本から持ち込んだものです。
まだきれいな台所家電は炊飯器の変圧器と併用できるので、日本から持っていくことにしました。
□トースター
□コーヒーメーカー
□ケトル
□ホットプレート(たこやきプレートとかついてるやつ)※
□ホームベーカリー(アメリカのパンは日本のパン違う。あったらうれしい家電)※
□電気圧力鍋※
□ブレンダー※
□コンロ(家電じゃないけど…)
□電動歯ブラシ
□扇風機(場所によって)
□ヒーター(場所によって)
□ホットカーペット
□DVDプレーヤー※
□テレビ
□ミシン(変圧がユニバーサルだったので)
□毛玉取り器(変圧がユニバーサルだったので)
□布団乾燥機
□空気清浄機
□プリンター
□電子ピアノ(変圧器必要だけど、子どもが使うしので)※
※は変圧器が必要。もちろん家電によって違うので、ご家庭の電圧を確認してください。
我が家では、変圧器を台所に1台と、リビングに1台の計2台でこれらの家電を使用しています。
現地調達した家電
□プリンター(アメリカと日本では紙のサイズが違うので買いなおしが◎)
□扇風機(思ったより暑い日があった)
□プロジェクター(TVの代わりに)
□トースター(オーブンじゃ大きすぎるので必要)
□ケトル
□コーヒーメーカー(キューリグ購入)
□空気清浄機(カリフォルニア乾燥している)
□照明4台
家具について
家具はアメリカの部屋のサイズ感と日本とでは大きく違っていて、とても気に入っていた家具だったのに、アメリカの家だとなんか違う…ということも正直結構あります。
家具に関しては絶対これというものはありませんので、
家具への愛着度や処分方法や保管場所、そして持っていける荷物の規定量と相談するとよいかと思います。
ご参考までに我が家が日本から持ち込んだ家具を、ポイントと反省点含めて紹介しておきますね。
日本から持ってきた家具
【日本から持ち込んだもの】
□ベッドフレームとマットレス(セミダブル)
□ベッドフレームとマットレス(シングル)
□子ども用2段ベッドフレーム
□ソファー
□作業用デスク
□子どものおもちゃラック
□子ども用本棚
□子ども用の食卓椅子
- 大きい家具は基本的に解体して船便でおくることを念頭に。(一度ねじを外してしまうとねじ穴がゆるくなり、2段ベッドの一部はねじが入らなくなりました…)
- アメリカンサイズに日本サイズがマッチしない…(ソファーは高かったしと思って日本から運んできましたが、アメリカの家のサイズに対して小さい…見て見ぬふりをして使っています。)
- 子どものものは日本から持ってきて正解!とくに椅子などすぐに使うものは送ると〇
現地調達した家具
【現地調達したもの】
□作業用デスク
□ハンガーラック
□スニーカーラック
□収納ラック
□ダイニングテーブル
- 大事なものは、現物見て買った方がよい。(ダイイングテーブルすぐに使いたいからと、適当にAmazonで注文。なんだかしょぼいのが届いてしまった。)
- 収納グッズは日本にあるものは持ってくるとよい。(収納がたくさんあるのはいいのですが、ラックやなどがなくて、なんともしまいにくい感じ。)
まとめ
引っ越しの仕分けをするにあたり、家具家電をどうするかは、荷物の規定量を大きく左右するポイントです。すぐに必要とならにものについては現地調達の判断もありだと思います。
とくに赴任期間を長期で予定されている方などは、新規一転、こちらでお気に入りの家具をそろえてみるのもモチベーションの1つとなりますよ♪
最後に海外赴任に持っていくもの、持っていくものの判断ポイントをまとめておきます。
【家電】
①現地で住む家の家電状況を確認する。
➁家電の電圧を確認する。
③すぐ使う家電は持っていく。
④その他家電は経過年数と値段で判断。
⑤変圧器は3個くらいまでで。
【家具】
①現地で住む家の家具状況を確認する。
➁サイズ感を考える。
③収納家具は持っていくと便利。
③家具への愛着度で決定。
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